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こんにちは!!双子を含む5人のママ&保育士のすいかスズ(@suika_suzu)です。
現在は小6、小4、小2、年少さんの双子を育てています。
子ども5人の子育てに追われる毎日。
朝はバタバタ、ごはんに送り迎えに、お風呂に寝かしつけ。
自分の時間なんてほとんどなくて、「気づいたら1日が終わってた…」なんてこともしょっちゅうです(笑)
そんな中でもふとした瞬間に、
「自然の中でリフレッシュしたいな」、「子どもたちと土に触れる体験をしたい」、「せっかくなら、自分の手で無農薬の野菜を育ててみたい」と、そんな気持ちがわいてきました。
スーパーで並ぶ野菜を見ながら、「これ、自分で育てたら楽しいかも」「子どもと一緒に収穫できたら最高だな」って思ったことありませんか?
以前からご近所の方に「一緒に畑をやろう!」と声をかけていただいていて、双子も3歳になり落ち着いてきたので、この度思い切ってやることに!
こうして2025年の春、我が家の“貸し農園生活”がゆる~くスタートしました(^^♪
私が住んでいるところは畑や田んぼがあり、自然いっぱいの‟トカイナカ”(都会と田舎を組み合わせた造語)な場所です。
貸し農園でなくても、少しのスペースで始められる家庭菜園。
忙しくたって、大丈夫!
完璧じゃなくていいから、できることをできるときにをモットーに、私はやっています。
それが「ゆる農園」のいいところ。
手をかけすぎなくても、自然の力は想像以上。
気づけば芽が出て、花が咲いて、野菜ができていたりするんです!
自然はちゃんと待っていてくれます(^^♪
ちょっとの時間でも、土にふれて、風を感じて、“育てる”を家族と一緒に楽しんでみませんか?

貸し農園を始めるにあたって、まず気になるのは「お金」、「道具」、「準備」のこと。
わが家が借りているのは、自宅から徒歩2分程の畑で、大家さんがご近所の方です。
1坪あたり年間250円という驚きの安さ!
わが家は思い切って20坪を借りたのですが、それでも年間たったの5000円。
この価格だからこそ、「失敗してもいいや」、「完璧じゃなくてもいいや」と、気軽に始めることができたんです。
また、この貸し農園には水道設備がありません。
皆さんどうしているかというと、雨水タンクを作っています。
YouTubeなどにも簡単な作り方が沢山あるので、自分に合う貯水タンクを見つけて下さいね。
ありがたいことに、わが家はご近所の方が、竹で手作りしてくれた貯水タンクを使わせてもらっています。
雨水がたまる場所に大きな桶を設置し、そこから水をくむ形でどうにかやっています。
農具も一切そろっていなかったので、最初にホームセンターで三角鍬(約2000円)を購入。
それ以外は、百円ショップでスコップと手袋をそろえただけです。
とてもシンプルですが、「これで十分」と思えるくらい、なんとかやれています(笑)
最初にかかったお金はこんな感じでした↓
- 畑代(年払い):5000円
- 三角鍬(ホームセンター):約2000円
- スコップ&手袋(百均):200〜300円くらい
※無農薬で育てたいので、除草剤などは購入していません。
合計:約7000円 。
これだけで、家族みんなで楽しめる畑時間が手に入ったと思うと、本当にありがたいです。
高額な初期費用もなく、道具も最小限。
だからこそ、「私にもできるかも」と思えたし、実際に今こうして続けられているんだと思います(^^♪

貸し農園デビューが3月という事もあり、最初に選んだ野菜は4つ。
最初から頑張り過ぎると、後が続かない可能性もあるし、これから夏野菜を植えることを考え、子ども達が好きな野菜にしました。
- じゃがいも
- スナップエンドウ
- にんじん
- いちご
じゃがいもといちごは、ホームセンターで種芋や苗を購入。
にんじんは種から、スナップエンドウはご近所さんが育てた苗をいただき、育て始めました。

一番育てやすかったのは、じゃがいもとスナップエンドウ。
ほとんど手がかからず、「これ本当に育ってるのかな?」と思っていたら、ぐんぐん芽が出て葉が広がり、しっかり成長してくれました。
とくにスナップエンドウは、ツルがどんどん伸びて支柱に巻きつく姿に、子どもたちもびっくりでしたよ。
一方、人参はちょっと手がかかりました。
種まき後すぐは乾燥しやすく、毎日水やりをしないと発芽しにくいと知り、天気とにらめっこしながら水やり。
芽が出たときは本当にうれしかったけれど、正直「これは雑草…?」と不安になるくらい繊細。
今も水やりだけは欠かさずに育てています。

畑に行くたびに、「大きくなってるー」、「葉っぱがふわふわしてる」と大はしゃぎの子どもたち。
双子の息子も「お水行く〜」と目をキラキラさせてくれていて、とても楽しみな様子。
いちごの苗を自分で選んだ三女は「早くいちご赤くならないかな〜」とワクワク。
育てる・待つ・観察するという流れそのものが、子どもにとってとても貴重な体験になっていると感じています。
野菜にもよりますが、毎日の水やりなど育てる過程には大変なこともありますが、それ以上に「芽が出た」、「実がなった」という感動がたくさん。
この体験を、ぜひもっと多くのご家庭にも味わってほしいなと思いました(^^♪

貸し農園を始めてみて、思っていた以上によかったことがたくさんありました。
一方で、「こんなところが大変なんだ!」という発見も…。
ここでは、実際に3か月続けて感じたリアルな感想をお伝えします。
①家族みんなで自然と触れ合える場所になった
休日に家族で畑へ行くと、ちょっとしたお出かけ気分になります。
ありがたいことに、畑の前に少しスペースがあり、シートを敷いてピクニック♪気分。
3歳の双子は小さなシャベルを手に、「ボクもやるー!」と一緒に土をほじほじ(笑)
私も含め虫を見つけて騒いだり、雑草を抜いては「ママ見て〜」と得意げに見せてきたり…。
確実に自然と触れ合う時間が増え、家族にとってかけがえのない大切な癒しの時間になっています。
②食育につながっている
「これは何の苗だっけ?」、「もうちょっとで収穫かな?」と、子どもたちも興味津々。
とくに嬉しかったのは、自分で育てた野菜を食べるとき。
苦手な野菜でも、「これはうちの畑のだよ」と言うと、ちょっとだけチャレンジしてくれるようになったんです。
“育てる→食べる”という流れが、食への関心を自然に高めてくれているなと感じています。
③私自身の癒し時間にもなっている
家ではどうしても「ママ、ママ」と追われるけれど、畑ではちょっとだけ“母業”をお休み。
土に触れると気持ちが落ち着くし、雑草を抜く作業も意外と無心になれてストレス解消に。
貸し農園は、私にとって“自然の中で癒される場所”になっています。
また、自分で作る野菜は、安心安全な野菜で、子ども達に自信をもって食べさせられることが嬉しいです。

①雑草との戦いが予想以上
春から初夏にかけての雑草の勢いはすごくて…ちょっとサボると、あっという間に草原状態に。
時間があるときに抜かないと、キープできないなと実感しました。
これからもっと暑くなるので、夏にどうなるかちょっと心配です・・・(笑)
②虫との付き合いも避けられない
葉っぱの裏にアブラムシ、土を掘れば見たこともない虫がた~くさん(笑)
無農薬で育てている分、虫との付き合いは必須。
虫が苦手な私も、最初は「ぎゃー」でしたが、今では多少の虫は平気になり、子どもたちと一緒に観察できるぐらいまでの余裕ができました。
これもある意味“学び”なのかな?と思っています。
③天気と暑さとの付き合い方もポイント
6月に入ってからは日差しも強くなってきたので、朝の早い時間や夕方をねらって畑に行くようにしています。
帽子や水分はもちろん、虫除けスプレーも欠かせません。
自然と向き合うって、アウトドア力も必要なんだなと実感中です。
少しの大変さはあるけれど、それ以上に得られるものがたくさんある貸し農園。
子どもと一緒に成長を見守る時間は、大切な宝物になりますね。

貸し農園をはじめて3ヶ月。
確実に家族で過ごす時間が増え、子どもたちと自然についての会話が生まれ、慌ただしい日々の中に、小さな楽しみとちょっとした心のゆとりができました。
子ども5人の子育て真っ最中の私でも、こうして続けられているのは、「完璧じゃなくていい」、「手をかけすぎなくても、自然はこたえてくれる」、そんなゆるさに出会えたからだと思います(^^♪
草が生えっぱなしの日があっても、水やりを忘れてしまう日があっても、野菜たちはちゃんと芽を出し、育っています。
そんなちょっとした姿に、私自身も励まされることがたくさんあるんです。
「いつかやってみたいな」と思っている方がいたら、ぜひ、一歩踏み出してみてください。
畑に立つだけで、ちょっと心がゆるむ。
自然の中で、家族も私自身も、少しずつ育っていく・・・。
そんなやさしい時間が、きっと待っていると思います。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました♡
毎日とはいきませんが発信しているので、良かったらあそびにきてくださいね。